統合失調症で障害基礎年金2級の支給が決定した事例

傷病名

統合失調症

請求者

40代女性

結果

障害基礎年金2級(事後重症請求)

依頼者の状況

一度ご自身で書類を用意されて障害年金の請求をしたものの不支給決定となっておりました。その手続きから約8年経過して、その間何度か入退院を繰り返しており、安定した就労は出来ていない状況でした。

請求のながれ

相談者様が福祉サービスの利用に繋がり、相談専門員さんからのご紹介でした。一度不支給決定となってしまいましたが、当時の障害の程度が軽かった訳ではなく、日常生活能力について診断書への反映が不足していたように思いました。

今回の請求では、相談者様の出来ない事・困っている事を面談でしっかりお聞きしました。また、就労移行の状況についても、作業所での様子を説明するアンケートを申立書へ添付する事で、支援が必要な状況を訴えました。

[ 社労士コメント ]

面談の際、とても穏やかにご自身の事をお話出来るので一見すると日常生活の困難さは見えにくい方だと思いました。しかし、継続した服薬が欠かせないとの事で、長年病気と付き合う中で工夫をしながら日常生活を送っている様子が分かりました。私は、日常生活での困難さの具体例をいくつもお聞きして、診断書へ反映して頂けるように努めました。

将来の事を考えて、障害者雇用で働きたいとのご希望がありました。障害年金の支給が決定した事で、無理せず働く事が出来そうだ、とお話して下さいました。障害年金が相談者様の生活の支えとなる事が分かり、非常に嬉しく思いました。

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